コーヒーは筋トレ時に飲むと良いの?悪いの?
皆さんコーヒーはお好きですか?
私は常日頃より一休み時や気持ちの切り替えにコーヒーを飲みます。が、現在トレーニングをし、完全に崩れた体系を取り戻すべく努力を重ねています。
とあるときスポーツショップの筋肉君(僕が勝手にそう呼んでいます)のところで「コーヒーが好きだ!」という話題をすると、筋肉君が「言いずらいのですが、筋トレにあまり良い効果が無いのでコーヒーは控えたほうがいいですよ」と言われてちょっと滅入ってしまいました。
でも大好きなコーヒーを断てばボディーが良くなるなら願掛けついでにやめよう!と心に決め、パーソナルトレーナーに今日もバッキバキに鍛えなおしてもらいました。とまたまたコーヒーの話題をすると…。
「えっコーヒーは摂取してかまわないですよ」と…僕は思わず「エッ???」本当にはてなマークが出たようでした。
筋肉君みたいにバキバキの筋肉男の意見とパーソナルトレーナーの意見が真っ二つ!果たして真相は!?ということで「コーヒーはトレーニングに良い効果がある?それとも悪いのか?」ということで調べてみました。
コーヒーを飲むことで得られる効果はどんなもの?
僕はいつでも朝、昼、夜なんどきもコーヒーを楽しむのですが、でも寝る前にコーヒーを飲む人は少ないですよね。
というのもご存知の通り「カフェイン」という強い覚醒作用を保つ成分が多く含まれているからです。
でこのカフェインについて調べてみました、すると、 中枢神経を興奮させることによる覚醒、および強心作用脳細動脈収縮効果、利尿作用、いわゆる覚醒作用とおしっこに行きたくなることが多くなるとか。
でもう一つ脂肪酸代謝を活発にするという効果がある、「脂肪」と「代謝」という言葉にピンと来たのでさらに調べると。
人間のエネルギー源はグリコーゲンと呼ばれる炭水化物の一種ですが、カフェインを摂り入れることにより、脂肪酸が優先的にエネルギーとして消費されることになります。
脂肪酸は主に体脂肪として貯蓄されていて、燃焼させることがなかなか難しい成分です。
カフェインはそんな脂肪酸をエネルギー源としてジャンジャン消費させようという働きがあります。
筋トレ中は瞬発的な運動(無酸素運動)なので、脂肪酸はなかなか消費できませんが、ジョギングなどの有酸素運動を行なう際にはカフェインの摂取により他脂肪の燃焼効率を著しく高めることが出来ます。これは減量中の方には特に嬉しい効果なのではないでしょうか。
カフェインによる筋トレへの効果は下げる?。
コーヒーには血圧を下げる効果やアンチエイジングなどにも効果があり、上手に摂取していけば健康にいい飲み物です。
覚醒、強心作用は、その名の通り眠気を吹き飛ばしくれますが、覚醒作用とはそれだけではありません。
覚醒された身体、脳みそは集中力が格段にアップし、いつもよりトレーニングにハードに追い込むことが出来。脂肪酸代謝による発熱作用も加わり、強い発汗を感じることができ、効率よくトレーニングを行なうことが出来ます。
コーヒーの飲むタイミングいつがベストか?
コーヒーを摂取するタイミングですが、筋トレなどを行っていないのであれば、寝る前以外ならいつでも問題ない(私は飲みますが)そうです。
もし、筋トレへの効果を上げることを期待して飲むのであれば、カフェインは摂取後約30~45分で血中濃度がピークになることから、トレーニング30分前にコーヒーを一杯飲むのがおすすめだそうです。
その他カフェインが含まれている飲料
- チョコレート
- コカコーラ
- エナジードリンク
- お茶
これらの飲み物にはカフェインが含まれていますが、コーヒーと同等もしくはそれ以上にカフェインをしっかりと含んでいるのはエナジードリンクとお茶です。
エナジードリンクではカフェインの含有量が必ず表記されていますので、その量とドリップコーヒー一分のカフェイン量をくらべて摂取するようにしてください。
ドリップコーヒー一杯分(200ml)に含まれるカフェインは115mg~175mgです。お茶類にもカフェインが含まれていますが、タンニンという成分も含まれています、このタンニンがカフェインの効果を抑制してしまうということなので、運動前はコーヒーもしくはエナジードリンクを飲むほうがおすすめだそうです。
コーヒーの副作用
カフェインはとても良い効果が多くありますが、身体への悪影響もあり注意も必要です。
主にコーヒーを過剰に飲むことで出る副作用は
- 中毒性
- 頭痛
- 利尿作用
中毒性
コーヒーにはタバコやアルコールなどと同様に中毒性、依存性があります。さらに不眠症などが、主な副作用として報告されていますが、カフェイン中毒に伴う離脱症状もあることから注意してください。
運動前にコーヒーやエナジードリンクなどでカフェインを摂取する場合はそれ以外でのカフェインの摂取の量には注意が必要です。
頭痛
カフェインは脳細動脈収縮効果のあり頭痛を抑えるために服用されることがあります。血管を収縮させ頭痛を軽減させる効果がありますが、その効果が切れると反動として血管が拡張され頭痛を悪化ささせてしまう事もあるといいます。
利尿作用
カフェインは利尿作用が非常に強いことが知られています。そのカフェインを多く含んでいるコーヒーは水分補給としては効率が悪い飲み物です。
トレーニング時の発汗をさらに促すため、脱水症状を起こす危険性もあるので、カフェインをトレーニング前に摂取した場合はトレーニング中の水分補給は非常に大切です。
カフェインは、致死量が設定され、含有量が500mgを越えるものは劇薬に指定されるほど効果の強い成分です。
間違って使うと恐ろしい副作用もあります、摂取する際は方法や量は正しく摂取してください。
コーヒーを飲む際の注意点
砂糖やミルクを入れてしまうと、カフェインの働きがなくなってしまうので必ずブラックで飲むようにしましょう。
砂糖を取るということは減量の大敵である、インスリンを分泌させてしまう原因になってしまうのでカフェインの効果が薄くなってしまいます。
また、摂取量の目安を書きましたが、1日のトータルは5杯以上コーヒーを飲むと、逆に脂肪を蓄積させてしまうという研究結果がでているので、大量に飲むのはやめましょう。
また、一度にたくさんコーヒーを飲んでも、体脂肪の燃焼効果が出にくくなるいと言われているので、一度に2杯までの量にすることをおすすめします。
コーヒーのまとめ
コーヒーの効果でしたが、今後僕も筋トレをする前などにコーヒーを1杯飲んでから行おうと思います。特に有酸素運動をする時に積極的に摂取しています。
もしコーヒーが飲めない人は、ただのカフェインだけでも効果は一緒だそうなのでドラックストアーなどで売られているカフェインでも大丈夫だそうです。
ただしカフェインの摂り過ぎは、身体や精神に影響をきたすので、一回の摂取量を決めて摂取するようにしてください。